健康食品原料としてのサベリー®
サベリー®は優れた抗酸化活性を示し、「ORACの宝庫」ともいえます。生体内でのアムラ果実がもつ抗酸化活性がとくに多くの文献で証明されているほか、ミクロソーム(細胞破砕で生ずる小胞体由来の小胞)内での放射線誘発脂質過酸化(LPO)を阻害し、ミトコンドリア内のSOD酵素を保護することが明らかにされています。
サベリー®の原料であるアムラ果実は、ビタミンCなどよりも高い抗酸化活性をもちます。アムラ水溶液を用いた、放射線による脂質過酸化反応試験では、ガンマ放射線により誘発された過酸化脂質に対し、高い抗酸化作用を示しました。また、アムラ抽出物はラットの肝臓内において、抗酸化酵素であるSOD酵素を保護する役割をもつことも示されています。アムラ抽出物は、フリーラジカル(活性酸素)を除去し、さらに既存の抗酸化システムを強化する点で、優れた抗酸化素材であるといえます。
インドの伝承医学アーユルヴェーダにおいて、アムラ果実は消化器官の健康を促進させる目的で長く使用されてきました。アーユルヴェーダの消化促進剤としても有名な「トリファーラ」に、特に重要な原材料として処方されています。
アムラ果実には、胃液の分泌を促進させる作用のほか、体内の解毒効果もあることが知られています。また、抗菌性や収斂性ももち合わせているため、感染症や胃潰瘍などにも効果を発揮すると考えられています。
Rafatullahら(2002年) は、ラットを使用した生体内試験において、アムラの持つ胃保護作用を発表しました。この発表では、アムラの持つ抗分泌性、抗潰瘍性、および細胞を保護する作用も報告されました。
Suryanarayaら(2004年) は、アムラ抽出物が糖尿病の合併症にどのくらい効果があるかを調べました。白内障を含む糖尿病の合併症に大きく関わるアルドース還元酵素ARは創薬標的ですが、ラットの水晶体のARに対して0.72mg/ml、組み換え型ヒトARに対して0.88mg/mlのIC50値であり、アムラ抽出物がこの酵素を阻害しました。
βグルコガリンを使用した社内試験においては、ラットの水晶体内において53.7µg/mlのIC50値でアルドース還元酵素が阻害されました。
Raoら(2005年) は、アムラ果実が酸化ストレスを緩和し、かつ糖尿病ラットのグルコース代謝を改善させたと報告しました。また、Yokozawaらは2007年、 老齢の動物モデルにおいて、加齢による腎機能不全(糖尿病の二次合併症としてよくみられる疾患)の治療にアムラ果実が大きな助けとなったことを発表しています。これは、アムラ果実が酸化ストレスと炎症経路を阻害したためです。
アーユルヴェーダでは、アムラ果実は肝機能障害の改善にも使用されてきました。さらに、ラット肝臓内の発がん性物質の反応を抑制することも示されています。
インド・ケララ州のアマラがん研究センターの研究報告では、Phyllanthus emblicaの抽出物が、実験動物においてN-ニトロソジエチルアミンで誘発された肝がんの発生を阻害したと発表しています。
肝線維症の治療法は現在確立されていませんが、副作用がなく、かつ長期的に使用できるハーブとして、アムラ果実が注目を集めています。
アムラ果実が、四塩化炭素(CCl4)とチオアセトアミド(TAA)により誘発された肝線維症の症状を緩和させた例もあります。肝機能の改善は、アスパラギン酸アミノ基転移酵素(AST)、アラニントランスアミナーゼ(ALT)、アルカリホスファターゼ(ALP)といった酵素のほか、血清中のビリルビンの値を測定することで確認されました。
サベリー®の推奨摂取量
サベリー®はカプセル化や打錠にも適しているほか、粉末として、または水溶化して機能性食品にご使用いただけます。
サベリー®は水溶性粉末(オフホワイト色)であり、様々な飲料製品に配合が可能です。健康飲料、スポーツドリンク、柑橘系ジュースなど、幅広くお使いいただけます。
お客様のご使用目的にもよりますが、1日あたり200㎎から1000㎎を2回に分けて摂取することをお勧めしております。詳しくはこちらからお問い合わせください。
サベリー®のおもな使用例
- フルーツジュース
- 柑橘系清涼飲料
- 即席めんなどの調味料
- ポテトチップス、ウェーファー、ピーナッツなどの粉末調味料
サベリー®を使用した飲料の配合例
サベリー®を使用したアイスティー |
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原材料 |
配合割合 |
| 甘味料 | 0.24/90.00 |
| 主要茶葉 | 1.50 |
| 緑茶 | 0.10 |
| マルトデキストリン | 4.10 |
| クエン酸 | 0.70 |
| リンゴ酸 | 0.50 |
| クエン酸三ナトリウム | 0.30 |
| 調味料 | 0.30 |
| サベリー® | 2.50 |